ご近所のぜいたく空間 “ 銭湯 ♨ ” アイデア サミット 

“銭湯 ♨” アイデア サミット

ご近所のぜいたく空間 “銭湯 ♨” アイデア サミット
2013年11月16日 19:30-21:30 会場:HAGISO

登壇者:
近藤ヒデノリ(クリエイティブプロデューサー)
高橋政臣(清水湯/横浜市 銭湯シェアハウス)
田中みずき(ペンキ絵師)
橋本誠(アートプロデューサー)
林丈二(著述家)
(敬称略、五十音順)
進行:栗生はるか(文京建築会ユース)

文京建築会ユースからのお誘いで、銭湯を盛り上げるためのアイデアをみんなでブレストしよう、という主旨のトークイベントに参加してきた。文京建築会ユースはその名のとおり建築畑の熱い女子たち(男子もいるのかもしれないが会ったことがない)団体で、トークメンバーを見ると、この春湯道で3331で開催した「銭湯未来会議」とも重なりつつ、路上観察学会の方や銭湯絵師の方がいたりで、会場も以前から気になっていた古い木造アパートを改装したHAGISOだったので快諾。

当日は、僕(近藤)も3331で出したアイデアをバージョンアップして参加したのだが、なかなか楽しいイベントだった。会場には、廃業したばかりの銭湯を再現した銭湯の洗い場があり、背景には銭湯絵師がライブペインティングした富士山も。これらが木造アパートを改装したHAGISOに妙にマッチしていて、文京区内のさまざまな銭湯ごとの小写真冊子もよくできていた。

そして、本題となるブレスト会議。会場には来場者からのアイデアをポストイットで貼り出した掲示板もあって、各自アイデアを出していくのだが、「銭湯は好きだけど、風呂に入るのはあまり好きじゃない(笑)」という路上観察学会・林さんが、かつて自身で銭湯マップ?をつくったほどの年期の入った銭湯好きで、さすがの面白さ。昔から商店街では銭湯の隣には理髪店があったそうで、銭湯内に再び散髪屋を入れようとか、マッサージ師やヨガの先生など交代でいるといいのではと盛り上がると、銭湯に交番も兼ねてしまえば?などなど。ほかにも、既にいくつか例がある銭湯ライブや、映画上映会、子供と一緒にシャボン玉をするなど、様々なアイデアが出ていた。

銭湯はかつて地域コミュニティーの中心の一つだったというけど、孤立化が進んだ今、改めて「裸で対話」ができるコミュニティーの場として可能性があると思う。湯道の僕らも、これまで銭湯で「湯会」をやってきたけど、招待面の人でもいきなりフリチンで会うと、一気に互いの壁はなくなり、仲良くなる。その後のビールもおいしいし、話も盛り上がる。お風呂は、銭湯は、日本が世界に誇るべき文化だと思う。

湯道でも、今年は前述の「銭湯未来会議」にはじまり、ようやくホームぺージをつくったり、福島土湯温泉で湯会をやったりでしたが、来年はまた銭湯で定期的に湯会をやっていくほか、銭湯で何か新しいことをやってみたいと思っています。今年もまた一緒にお風呂に入りましょうー。<近藤ヒデノリ>



12月21日に催された京建築会ユース主催の忘年会@千駄木の銭湯、鶴の湯におじゃましてきました。鶴の湯さんは年明けに廃業予定で今月は期間限定で再開されているそうです。

忘年会@千駄木の銭湯

文京建築会ユースは、こうして失われてゆく銭湯とその文化を記録しようとドキュメンタリー映画を制作中とのこと。クラウドファンディングで資金を集めていますので、詳しくはこちらにアクセスしてみてください。<中村ケンゴ>

映画「ご近所のぜいたく空間・銭湯」〜銭湯アーカイブと活動のドキュメンタリー〜